アパレル業界とは古くからある業界の一つで、衣料品のデザイン〜販売までのサプライチェーンに関わる全ての企業のことです。花形としてはいわゆる「アパレルブランド」と呼ばれる企業がおりますが、近年SPA(製造小売業)と呼ばれる業態ん企業が注目されています。
裾な広く、かつ変化が激しくなってきた業界なので、業界内での転職もしくは異業種からアパレル業界に入りたい人など様々な人がいると思います。
今日は
「アパレル業界に今所属していて、他の企業に行きたい」
「アパレル業界で仕事はしていないが、アパレル業界に転職したい」
と考えている人向けにおすすめの転職エージェントをご紹介します。
アパレル業界とは
アパレル業界の主要企業いくつか種類があります。転職を考える上で選択肢に入ってくると思いますので、アパレル業界の人の意見をご紹介しているので、参考にしてください。
アパレル業界 業界1位「ファーストリテイリング」
時価総額(2019年4月) | 約1兆3,610億円 |
本社住所 | 山口県山口市佐山 717-1 |
社員数: | 53,571名 |
ユニクロを中核に、ジーユー、セオリー、コントワー・デ・コトニエ、プリンセス タム・タム、J Brandなど複数のブランドも展開。主力のユニクロは1984年に1号店をオープン。1998年に都心への出店を開始すると同時に、フリースキャンペーンを展開し、日本中にユニクロブームを巻き起こした。銀座・新宿・大阪といった大都市圏の繁華街へのグローバル旗艦店、グローバル繁盛店の出店も実施中。 |
業界人から見た「ファーストリテイリング」
給料はほかのアパレル企業と比べてみても高いと思います。残業が多いイメージはあまりありませんが時間内で求められたものを仕上げなくてはいけないので、ゆとりを持った仕事のスキルが必要となると思います。販売に関してはお辞儀の角度やら事細かく指導されるので厳しさはありますが、得るものも大きいと思います。
アルバイトをしていた事もありますが、地域社員でない限り転居を伴う異動が頻繁にあります。閑散期には残業時間も少ないのですが、繁忙期になると早朝から日をまたぐ事もありとても差が激しい。ただしアパレル業界ではトップクラスといっていいほど給与は良いです。仕事内容は基本マニュアルに沿って行動していました。
品質面で絶大な信頼を得ていると思う。国内はもちろんだが、海外の店舗展開を見ると「真面目で勤勉な日本人の会社」というイメージを上手く利用していると感じる。実際は中国やベトナムの大規模な生産背景をもって不当な労働を強いられているのか?と感じてしまうが、最大手企業として中小企業では太刀打ちできないなと感じる。
アパレル業界 業界2位「株式会社しまむら」
時価総額(2019年4月) | 約1兆3,610億円 |
本社住所 | 埼玉県さいたま市北区宮原町2-19-4 |
社員数: | 17,944名 |
”ファッションセンターしまむら”を筆頭に、フード、衣料、ファッションなど多岐ジャンルに渡り店舗を展開している。直近では都内での店舗展開にも強化している。また、台湾、上海にも出店している。 |
業界人から見た「しまむら」
地域密着のイメージがあり、若い方から年配まで客層が様々だと感じますし広いので商品の場所の把握が最初は大変そうだと思いました。営業時間は比較的路面のお店だと短めなのが羨ましく思います。しまらーのインスタグラマーがインスタにアップした商品などは問い合わせとかが凄そうな感じがします。
パートさんが結構高齢でも明るくて陽気に頑張っていますね。勤務時間などはわりと短くて、閉店時間が早くなっていますね。そういうメリハリを感じさせる企業なのでしょうか?要領よく残っている企業ですね。時代でしょうか?
とにかく安さだけを売りにしている印象なので、メーカー各社の企業努力の上に成り立っている会社だろうと感じる。内部の人間はサラリーマン気質なのでどれだけトレンドを重視しても所詮売れ筋のコピーを安く作り売っているというイメージなので、ファッション業界ではいつまでも垢抜けないが、客層としてはそれがちょうど良くマッチしていそう。
アパレル業界 業界3位「株式会社 ワールド」
時価総額(2019年4月) | 約1兆3,610億円 |
本社住所 | 神戸市中央区港島中町6丁目8番1 |
社員数: | 10,088名 |
百貨店をはじめ、高感度でファッション性の高いチャネルに向けて、 主に「1ブランド1ショップ」で展開しており、現在は約40のブランドショップを画一。台湾、上海、タイにも出店している。 |
業界人から見た「ワールド」
人気、知名度があるブランドを多く取り扱っています。新卒の販売職の給料がほかのアパレル企業と比べてもかなり低かった印象です。外資系の企業で契約社員よりもワールドの正社員の方が低かったことが印象的でした。ブランドにもよるかと思いますが売り場ばベテランの方と若手、新人の方が五分五分くらいの割合で配属されているように見えました。
色々なブランドや店舗があるので自分の希望をすればある程度は聞いてもらえそうです。また、若い社員や女性にもキャリアアップのチャンスがあり、店長クラスもよく見かけます。ただし給料は低いのがネックな印象です。
ひと昔前はアパレル界の最大手だったが、アパレルメーカーとして広く浅く拡がり過ぎてしまったイメージ。お局的な人が大半を占めて社内の上下関係がはっきりしていて、上の人に認められないといつまでたっても昇格できなさそう。
アパレル業界「株式会社オンワードホールディングス」
時価総額(2019年4月) | 約1兆3,610億円 |
本社住所 | 東京都中央区日本橋3丁目10番5号 |
社員数: | 4,643名 |
国内だけではなく、ヨーロッパ、アジアの各国及びアメリカで幅広い事業を展開している。 ファッション事業はもちろんのこと、リゾート事業(ゴルフクラブ/リゾートホテル)やサービス事業(カフェ)なども手がけている。 |
業界人から見た「オンワード」
エリートの頭の良い人が集まっていそうなイメージ。企画には専門学校など学生のころからコンテストに積極的に応募して入賞したりしているアグレッシブな人が多そう。我が強くクールでとっつきにくい人が多そうな勝手なイメージ。
体育会系なイメージがあります。転勤も多く給料面も低いのがきついと思います。ただし教育面がしっかりしている印象で色々なスキルを取得できそうです。扱ってる洋服が比較的高額なため、社員販売があるといえ買い続けるのは自社のブランドが好きでない限り辛いかもしれません。
定かではありませんがワールドよりは給料が高かったように思いますが、周りのアパレル企業と比べてみても割と低い印象です。扱っているブランドが海外の老舗ブランドが多く、百貨店に入っているブランドが多い。そのためスタッフもあまり派手ではないがどこかおしゃれであり落ち着いた雰囲気の方が多いイメージ。
アパレル業界 「アダストリア」
時価総額(2019年4月) | 約1兆3,610億円 |
本社住所 | 東京都渋谷区渋谷2丁目21番1号 |
社員数: | 5,565名 |
アパレルに加え、バッグ、シューズ、キッチン雑貨や家具など、暮らしをとりまく様々なカテゴリーで、ファッションを軸としたアイテムを中心に展開。またオンラインでの拡販に注力している。 |
業界人から見た「アダストリア」
安くてかわいいもの。という話になったらアダストリアのブランドが一つは上がるだろうというくらい有名。最近ではパルコや丸井以外にもイオンなどのショッピングモールにも出店しているためか、以前は若い大学生くらいの人向けなイメージだったが、家族連れも多いので30、40代の方でも切れるような少しかっちりとしたデザインの商品をとり扱っているように思います。たブランドのバッグや帽子などを置いているのもここ数年の傾向に見えます。
ここ最近は低迷するアパレル業界の中では比較的、良い傾向にあると成長していっている会社だと思います。その分給料面も良く待遇も良さそうです。
しっかりと業績を上げれば出世するイメージです。私がこの中では働く面では1番良い会社だと考えます。
企画の人数が多そう。常に市場のトレンドと自社の製品を照らし合わせてニーズに合ったものを作っていそうなイメージ。時代のトレンドに合わせて柔軟に変化していくことが良しとされ、勤続年数はあまり重視されず、実力でどんどん昇格していけそう。
アパレル業界のその他の大手企業一覧
具体的に転職先を探す際に、その他のアパレル業界の大手企業をご紹介します。
青山商事株式会社
時価総額(2019年4月) | 約1兆3,610億円 |
本社住所 | 広島県福山市王子町1-3-5 |
社員数: | 11,627名 |
ビジネスウェアで有名な”洋服の青山”を主軸に、カジュアル事業、カード事業など多岐に渡り展開をしている。PBブランドも増えオリジナリティ溢れる商品やサービスが増えている。 |
株式会社ワコールホールディングス
時価総額(2019年4月) | 約1兆3,610億円 |
本社住所 | 京都府京都市南区吉祥院中島町29 |
社員数: | 21,675名 |
1946年に社員10名で婦人洋装装身具の卸商としてスタートした会社。インナーウェアは非常に有名ですが、他にもスポーツウェア、アウターウェアの事業も展開している。 |
株式会社ユナイテッドアローズ
時価総額(2019年4月) | 約1兆3,610億円 |
本社住所 | 東京都港区赤坂8-1-19 日本生命赤坂ビル |
社員数: | 3,924名 |
独自のセンスで、国内外から調達したデザイナーズブランドとオリジナル企画の紳士服・婦人服および雑貨等の商品をミックスし販売するセレクトショップを展開。 |
アパレル業界におすすめの転職エージェントの選び方
アパレル業界の転職におすすめな転職エージェントの選び方は2つあります。
(1)「大手企業の求人に強い」転職エージェント
アパレル業界の企業は上位企業がかなりシェアを持っており、店舗という面で行っても大企業のほうが良い立地の店舗などを持っているため、大企業に求人に強い転職エージェントを使いましょう。
また、比較的残業時間なども多くなることがあるため、大企業の方がコンプライアンスに厳しいところが多く、サービス残業の有無なども含めて、働く環境が整備されていることも多いので、できる限り大企業で働くことをお勧めします。
(2)「アパレル業界に強い」転職エージェント
もう1つ大事な要素として「アパレル業界に強い転職エージェント」です。
主にこの転職エージェントを使うのは、業界ならではの話を事前に聴けるという点です。飲食業界と一言で言っても、かなり雰囲気や文化に違いがあります。そのため、特に初めて飲食業界に転職する場合は「企業ごとの雰囲気や文化」を熟知している転職エージェントと話すことで、自分に合う会社を紹介されます。
既に飲食業界にいる方の場合は、同業他社の人がどのようなキャリアステップをしたかなど、かなり具体的に聴けるため、非常におすすめです。
アパレル業界に転職するためにおすすめの転職エージェント
リクルートエージェント
アパレル業界 おすすめ度 |
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アパレル業界の求人数 | 求人数: 1,400件以上 |
大規模オフィスを全国に16拠点持っているのはダントツの数です。この拠点数からも求人の網羅力が高いことがわかると思います。また、アパレル業界の大手企業も含めてほぼほぼの企業の求人を扱っております。
3,500人を超える国内最大級の組織力をもとにした絶大な営業力からも求人数の多さがわかると思います。そういった背景があるため、結果的に他の転職エージェントが持っていないリクルート独自の求人などを保有するという状況になっています。
リクルートエージェントを利用した30代(30歳/女性)
キャリアアドバイザーの対応が非常に親切で、面談時に経歴やスキルをヒヤリングしてもらい、そこからPRできる項目をわかりやすい言葉で引き出してもらいました。また、面接でアピールすべき点や、言い方などきめ細やかにアドバイスをくれ、他エージェントに比べて提案力などは圧倒的に優れていると感じました。また、求人数に関しても業界・職種問わず圧倒的に多いです。
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※リクルートエージェントをもっと知りたい
パソナキャリア
アパレル業界 おすすめ度 |
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アパレル業界の求人数 | 公開求人: 600件以上 |
パソナキャリアは親身な相談をしてくれることで業界でも非常に有名なため、転職エージェントとしての安心感も高いです。その対応をさせているのが、社内で大事にしている「利より信を」というモットーです。これは自分たちの利益よりも信用を大切にするというニュアンスで、売上至上主義になりやすい転職エージェントにならないよう、ユーザーに対して誠実な対応を取っています。そういった部分が親身な対応を促しているようです。
基本的にレスポンスが早く、こちらの事情を踏まえた上で企業先を勧めてくれます。さらに担当者以外にもアシスタントがおり、ほぼいつでも連絡が取れる状態になっていることも安心です。「(私が大阪での転職希望だが)経歴から見ると東京でのご紹介案件が多いのですが、どうでしょう?」というような、正直ベースでの話もしてくれ、レスポンスの速さと相まって信頼感に繋がりました。
※パソナキャリアをもっと知りたい人向け記事(参考記事)
ランスタッド
アパレル業界 おすすめ度 |
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アパレル業界の求人数 | 公開求人:270件 |
ランスタッドは日本ではそこまで有名ではないですが、オランダで創業したグローバルで展開している人材サービス会社で、全世界の売上では「アデコ」に次ぐ第2位という規模で展開をしている超大手企業です。展開国は39か国となっており、全世界で29,000人を超える従業員数となっており、様々な国の求人を持っており、そのため転職者からすると「グローバル求人」の紹介を受けることができます。
「外資系の広告企業」への転職を視野に入れることは非常に重要になるため、ランスタッドが強みとするグローバル求人の紹介が受けられる点はおすすめです。
ランスタッドは外資系企業の求人が非常に豊富です。あまり外資系企業に力を入れている転職エージェントは多くなかったので、当時の私は外資系の求人を探すときは、ランスタッドを主に使用していました。ランスタッドはレベルの高い求人いわゆる大手企業と呼ばれている求人が非常に豊富で使っていて驚きました。このような大きい企業に挑戦させてもらった事は、ランスタッドには感謝しています。
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※ランスタッドをもっと知りたい人向け記事(参考記事)
クリーデンス
アパレル業界 おすすめ度 |
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アパレル業界の求人数 | 求人数: 630件以上 |
クリーデンスはアパレル業界特化型の転職エージェントで、DODAを運営しているパーソルキャリアが運営しております。
パーソルキャリアが運営しているため、企業数も業界トップクラスの「2,700社」以上で、累計利用者数も13万人超えとアパレル業界特化型でも非常に求人数が多いのも特徴です。求人は特にデザイナー系の求人が多く、販売員など以外の求人も多く扱っており、アパレル業界で転職を考える人は登録することをおすすめします。
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マイナビエージェント
アパレル業界 おすすめ度 |
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アパレル業界の求人数 | 求人数: 1,000件以上 |
マイナビエージェントが、20代転職でおすすめな理由は、転職エージェント大手の「リクルートエージェント」「DODA」などの大手に隠れてしまいがちですが、CMなどでよく見る「マイナビ転職」と同じく20代など若手の利用率が非常に高く、その結果利用者の比率で20代を占める割合が多いため、20代の登録者向けの求人を揃えるために「20代」の求人を非常に多くもっているのでおすすめです。
アパレル業界は20代の採用数が多いため、マイナビエージェントなどが得意とする業界です。
スタッフの方が熱心になって転職探しをお手伝いしていただき、私が提示した条件に合う企業がたくさんあり絞るのに困っていたときに一度当てはまる条件の企業を全て受けて見て内定いただいてから消去法をしていけば良いと思います。とアドバイスしたくれた時は何か吹っ切れたような気持ちになりました。今では満足のいく仕事をさせていただいています。本当にマイナビエージェントを利用して良かったと思いました。
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※マイナビエージェントをもっと知りたい(参考記事)
ファッショーネ
アパレル業界 おすすめ度 |
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アパレル業界の求人数 | 求人数:690件以上 |
アドバイザーが全員アパレル業界出身者なので、業界ならではのキャリア相談はもちろんのこと、転職先の企業に関する情報量も多く、相談をするだけでも非常に価値があります。
加えて、業界トップの求人数を持っており、サイトに公開されていない非公開の求人も1,000件以上と非常に豊富です。勤務地が東京都近郊の案件が多いのも特徴で、関東の首都圏周辺で転職を希望している人は特に登録をおすすめします。
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DODA
アパレル業界 おすすめ度 |
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アパレル業界の求人数 | 公開求人: 540件 |
DODAは転職エージェントでもあり、同時に転職サイトとしても使えるため、エージェントサービス側で営業して取ってきた非公開求人などと合わせると一度に見れる求人数は国内最大級の規模になると思います。転職サイトでは誰でも応募できる案件が比較的多いため、未経験でも応募できる案件もかなり含まれています。
業界特化型ではないですが、その分求人数が非常に多いため、未経験案件含めて、合致する求人に出会える可能性は他の転職エージェントよりも多いと思います。
基本、まずは電話か対面でエージェントと面談があり、そこで自分の希望する職種や業務内容を伝えると、DODAの方はかなり早い段階で求人票を何件か紹介してくれました。さらに「ダメ元な求人票」や「少し興味があるので書類が通ってから考えよう求人」にも気軽に応募でき、結果もメールが来て、落選なら新たに求人を紹介してもらえるのでさくさく活動を進められました。また履歴書や職務経歴書の作成をサポートしてもらえることも嬉しいです。
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※DODAのエージェントをもっと知りたい人向け
JACリクルートメント
アパレル業界 おすすめ度 |
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アパレル業界の求人数 | 公開求人: ???件 |
JACリクルートメントでは、500万以上のミドル層以上の求人が非常に豊富です。
マネージメント層の求人はもちろん、グローバルで活躍されるためのインターナショナルなスペシャリストと呼ばれるような求人、さらには役員・経営層となるようなエグゼクティブと呼ばれるような求人などが、他の転職エージェントと比較しても非常に豊富です。
友人おすすめの転職エージェントが「JACリクルートメント」なので利用することにしました。初めての転職で未経験のエンジニア職を希望していたので不安もいっぱいだったのですが、最初の面談時にとても丁寧に説明をしてくれました。
システムエンジニアはプログラミングの知識だけでなく、コミュニケーション能力も大事なので、営業をしていた経験が絶対に生きると励ましてくれました。
未経験でも面接可能な企業をたくさん紹介してくれたのも頼もしかったです。
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※JACリクルートメントをもっと知りたい人向け記事(参考記事)