【実体験】転職失敗して3ヶ月で辞めた私から、辞めたいと思った人に伝えたい7つのこと

実は私転職に失敗しまして、3ヶ月で転職をしました。

よく転職に失敗して、すぐに辞めて転職したりする話を聞いて「そんな人いるんだなー、へー」くらいに思っていて、まさか自分がその当事者になるとは夢にも思っていませんでした。

前職をどのような形で辞めたにせよ、転職先での明るい未来を想像していただけに「転職失敗」という事実を認めたくないですし、その落差による精神的なストレスは計り知れないと思います。

今日は私と同じような思いの人に、少しでも役に立てるように今日は

「転職に失敗して辞めたいと思ったこと」

「転職に失敗してから、辞めるまでにやったこと」

などをご紹介します。

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※その他ランキング見たい人は

★この記事を読んでほしい人

  • 転職を失敗したと思って悩んでいる人
  • 転職して3ヶ月前後だけど、違和感に悩んでいる人

転職失敗して辞めたいと思った3つのこと

転職に失敗して辞めたいと思うことは、人それぞれ非常にたくさんのパターンがあると思います。加えて、転職失敗したと思った決定的なことというより、複数の要因がじわじわ聞いてきて、最終的に耐えられなくなるものだと思いますし、私も実際にそうでした。

まずは私が思った3つのパターンをご紹介します。

(私の転職失敗パターン1)言われていた仕事と違う

身バレになってしまいますが、私は営業という職種で働いていました。営業は有形無形と様々な形がありますが、営業するチャネルが大きく2つあります。

・エージェンシーセールス
「代理販売をしてくれる会社(代理店)に対して営業をかける」
・ダイレクトセールス
「直接商品/サービスを買ってくれる会社に対して営業をかける」

営業経験がある方ならわかるかもしれませんが、このいずれのセールスに重きを置いているかで仕事内容や仕事の進め方がガラリと変わります。営業出ない方にわかりやすくいうと「エージェンシーセールス」を説明すると、その代理販売をする会社が、競合商品も含めて扱っているため、自分としては自社商品の販売に力を入れてもらう必要があります。営業としては「商品自体の値引き」「販売実績に伴ったインセンティブ」「商品説明をより深くして売りやすくする」などがありますが、比較的効果を発揮するのが「人間関係を濃厚にする」いわゆる”代理店と仲良くなる”ってことですね。反対に「ダイレクトセールス」の場合は、買う当事者に対して営業をかけるため「本質的にその商品の良さ」を伝えて買ってもらう必要があります。そのため営業する商材にもよりますが、比較的ダイレクトセールスの場合は本質的な営業スキルが重要となります。

今回はここは主題ではないので割愛しますが、ちょっと頭の使い方がかなりかわります。私は入社時に「ダイレクトセールス」を行いたい意向を伝えた上で入社を決めたのですが、入社後に「エージェンシーセールス」がメインであると言われ、ここでまず違和感を覚えました

(私の転職失敗パターン2)人間関係が全く合わない

この人間関係というのは、転職に失敗したと思う人以外も、転職理由の上位に来る話なので、比較的多くの人が当てはまると思います。

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パターン1の仕事内容も、個人的にはそこそこパンチが効いたのですが、日々日々ボディーブローのように効いてきたのが、この「人間関係」でした。どんな仕事も一人でやる仕事はあまりなく、職場の人に相談したり、一緒に進めたりすることが多いため、この人間関係はあらゆるところでキーになって来ます。

私の場合は、職場の平均年齢から5歳以上離れていたため、年齢的な部分でも少し浮いていたのですが、いわゆる「ノリ」的なところも、同じクラスにいたら友達にならなそうな人が比較的多かったことから、日常的な部分でも結構困ることが多かったです。

加えて決定打となったのが、仕事を進める上での共通言語にかなり違いがあり

  • 「売上を上げる=どうやって売るか」
  • 「売上を上げる=お客さんにどのようなメリットを与えるか」

のように、営業としては買ってくれるお客さんの立場にどこまでなりきれるかが重要と考えていたのですが、私の職場ではとにかく「売る」ということに傾注して話をするため、お客さんの本質を理解するということがおざなりになり、その辺りは最後まで対立してしまいました。

(私の転職失敗パターン3)自分の成長が見込めない

パターン3つ目は、自分の成長が見込めないという部分でした。

成長が見込めないというのはおこがましいと思いますし、どんな場所でも成長できるかは自分次第だと思います。ただ、私自身そこまで能力や志がまだまだ高くないので、自分の成長が「周りの環境」にかなり左右されてしまいます。

そんな中で、自分の成長が見込めないと思ったのが、パターン1と2と被るところではありますが「自分自身この人のようになりたい!」とその環境で思えることができなかったのが、成長が見込めないと判断した大きな理由でした。

これはかなり私個人的な見解なので、皆さんとどこまでリンクするかわかりませんが、どこでも自分で成長を促すことができる人でない限り、やはり目標となるものを上司や先輩などに重ねることが多いと思っています。加えて、若い人の中では「より成長して→給料を上げたい/役職者になりたい/人から憧れる人になりたい」と思う人が多く、成長できるか否かというのは非常に大きな問題であり、大事な要素だと思います。

以上のような3つの要素が複合的に絡んで、私は転職して3ヶ月という短期間で転職を決意しました。更に言えば、3ヶ月後に転職完了までしたので、正確には2ヶ月で決意していたかもしれません(笑)

転職失敗して辞めるまでにやって良かった4つのこと

次に転職失敗して辞めるまでに、私がやって良かったこと4つご紹介します。転職失敗したということを受け入れたくないものの、毎日苦しい思いをして、どうにか変えられないかもがいていると思います。そんな方、是非実践をして下さい。

(転職失敗して辞めるまで①)自分の目標に近い人に相談をする

個人的にもっともやって良かったと思えることは「自分の目標に近い人」に相談をするということです。

(余談)※
これは持論ではありますが「人に相談をする」という行為は、その話の内容にある「ポジティブ/ネガティヴ」な内容を効いた人と半分こする効果があると信じています(笑)なので、ネガティヴな話をすると、効いた相手も多少なり暗い気持ちになるものの、精神が安定しているのですぐ復活します。加えて、相談した人も共感をしてくれる人が現れることで、少し安心することで精神の安定に一歩近づくと信じています。

私の転職は「こうなりたい!」という目標に近づくための転職であったため、それで失敗したことで「私はなりたい像になれないかも」という暗い気持ちになっていました。そのため、自分が目標としている人に思いを打ち明けることで、

  • (目標としている人だったら)その状態の時にどう考えるか
  • (目標としている人だったら)その状態をどう切り抜けるか
  • (目標としている人だったら)どのような転職をすべきか

などかなり具体的に色々と聞き、教えてもらえました。その中で参考になったのが以下でした。

目標としている人に言われて参考になったこと
1.理由がしっかりしていれば、早期転職は全くマイナスにならない。

2.(私は30代だったので)年齢を考えるとむしろ早い軌道修正が必要。

3.2018年現在、転職市場は活況なので、むしろ今の方がいい。

やはり転職失敗して、早期転職するのは大きなマイナスであると考えていたので、非常にポジティブに考えられるきっかけでした。もちろん早期退職自体がプラスに働くことはないですが、理由がしっかりして入れば、むしろ自分自身としては早く決断した方が絶対にいいということです。

(転職失敗して辞めるまで②)前職の上司に相談をする

意外かもしれませんが、前職の人に相談するのは個人的には良かったです。もちろん前職の辞め方などにもよりますが、もしできれば以前の上司などポジションが少し上の人がいいと思います。

別に役職が低い人がダメなわけではなく、転職を失敗したという事実をしっかりと因数分解して「なぜ辞めたいと思うのか」を紐解く必要があるので、そのような建設的な話が比較的できる上司の方の方がおすすめという意味です。

前職の人に相談して良かったこと
1.自分自身を理解してくれているので、第三者的に合わない点を分析してくれる。

2.(辞め方が変でなければ)懐かしい人と話すことで精神的に安心できる。

3.場合によっては出戻りなど実際に転職する話ができる。

個人的には上記の「1」は大きかったです。自分自身で合わないと思っているのが、ただ単に嫌で仕方がないだけの「わがまま」として思っているのか、第三者の目から見ても「その環境はあまり良くないかもしれない」など、自分の主観と人から見た客観のすり合わせができるのは良かったです。

(転職失敗して辞めるまで③)気分転換をする

気分転換をしっかりするというのはすごく重要です。

ただ単に気分転換をするということもありますが「自信を取り戻す」ということを意識すると更にいいと思います。

私自身の体験も入りますが、転職に失敗して辞めたいと思っているときは「自分自身の能力を発揮できていない」という状態に陥っていることが多く、そうすると「自分に自信が持てない」という精神状態に落ちいてしまいます。私自身も本当にこの状態でした。

転職する前までは、まだ自信があったものの、思うように仕事や人間関係がうまくいかないと「自分はダメなんだ…」と自信を損失してしまい、すべてのことに対してネガティブ思考になっていく傾向があります。今だから言えますが、非常に危険な状態で、その状態で仮に転職活動をしても、いい職場を探すことは非常に難しいです。

そのため月並みですが、気分転換をするというのは非常に重要でした。

気分転換して良かったこと
1.精神的に安定するので、仕事のマイナスを打ち消せる

2.「1」が実行出来れば「ネガティブ思考」から「ポジティブ思考」に切り替えやすくなる。

3.「2」が実行できれば「自分自身に自信が持てる」状態になることができる。

(転職失敗して辞めるまで④)転職活動をする

最後に当たり前ですが、転職活動をすることです。

正直転職失敗して辞めるまでにする①〜③を実行した後に、転職活動はするべきです。でないともう一度同じことを繰り返す可能性があるからです。

転職活動前に①〜③を実行しなければならない理由
1.何がいけなかったのか分析をする

2.分析したものは回避できるものだったのか否かを考える。

3.回避できるものを次回転職では絶対に回避する。

上記の通り、転職で失敗してしまった要因を分析する必要があり、その内容を①〜③のことを実行して洗い出す必要があるからです。

私もそうでしたが、こんな思い二度としたくないので、次にこの反省を絶対に活かしたかったので「なぜ失敗したのか」をできる限り突き詰めました

ただし、この突き詰める作業に終わりはないので、自分自身腹落ちがすればいいので、どのくらいの期間やるべきかなどは重要ではないです。

※余談 試用期間中に退職するということ※
私自身は試用期間から若干足が出てから辞めたので、正確には試用期間中に退職したわけではありません。試用期間中でも、通常雇用期間と退職する行為自体は変わりがないため、次の日から行かなくていいわけではありません。しっかり引き継ぎ及び手続きを踏む必要があります。また、試用期間中辞めた場合、職務経歴書に記載しなくてもいいという話も聞きますが、基本的には「職務経歴書に記載する」ほうが無難だと思います

転職失敗した人が転職する良い方法

(転職失敗した人向け)転職エージェントに相談をする

絶対におすすめなのは、転職エージェントを使うことです。なぜおすすめかというと下記があると思います。

転職エージェントを使った方が良い理由
1.同様の転職理由の求職者を転職させているので相談出来る。

2.転職失敗理由を元に、おすすめの会社を提示してくれる。

3.一般的な使う理由と同じく様々な時間短縮に繋がる

個人的に一番大きいのは「2」だと思います。転職の失敗理由によりますが、その理由を分析した際に、自分が最も回避したいと思ったのが「人間関係」でした。この人間関係は、その会社の中の話なので、自分自身で調べるにも限界があります。しかも、そこそこ規模が大きい会社であれば、部署ごとに人間関係や雰囲気も違うため、さらに外からではわかりません。

ただ、転職エージェントは、求人を出している部署の状況や求められている人などを把握しているため、私たちが知らない「リアルな職場の状況」を知っています。それを教えてくれるだけでも良いですが、そのあたりを加味しておすすめの会社を提示してくれるので絶対に活用すべきです。

加えて、転職エージェントは本当に担当によって当たり外れがあるのと、エージェントによって持っている求人が違うため、必ず複数登録しましょう。

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転職失敗した人におすすめ転職エージェント
厳選3選(ランキング)

ランスタッド 転職失敗者おすすめ度

理由 世界第2位の外資系転職エージェントで求人数や対応に関しても問題なく、特に20代の転職にかなり力を入れています。加えて、ランスタッド自体「外資」なので、外資系企業も含めて幅広く相談ができます。
転職失敗者おすすめ度
理由 言わずがなの国内No1の転職エージェントなので求人数や対応レベルなどもピカイチです。とにかく求人数は他社の追従を許さない量なので、確実に登録をしておくべき転職エージェントです。
マイナビエージェント 転職失敗者おすすめ度

理由 20代の転職に非常に力を入れており、第二新卒も強く、転職失敗を経験した人の転職実績は業界内でもかなり上位です。転職失敗をしてしまった20代はぜひ登録をおすすめします。

(転職失敗した人向け)転職サイトに登録をする

職歴によるのですが、転職失敗などが理由で2回以上早期退職をしてしまっている人などは、転職エージェントに登録しても満足にサービスを受けれなくなる可能性があります。また年齢の割に経験者数が多い人なども、ちょっと転職エージェントから足切りをされる可能性があります。

そういう人は転職サイトを使って「直接企業に応募」をかけるといいです。

転職エージェントを使った方が良い理由
1.職歴などによるが、転職エージェントだと満足にサービスを受けれないリスクがある

2.特に中小企業などは社数など関係なく、優秀な人を募集しているので選考に進みやすい。

3.実際に、行きたい企業にピンポイントで応募ができる

もちろん、転職エージェントで満足のいくサービスが受けれる人であっても、転職サイトは登録しておいて損はありません。上記の「2」の理由が特に大きいですが、転職エージェントは「内定」を獲得することで売上があがるので

  • 「内定」を取りやすい人に対して優先的にリソースを割いている
  • 「求職者」の希望も大事なので、有名企業などに応募が集中して、中小企業は人が取れずに苦戦している。

上記のような状態に落ちいている可能性があるため、直接企業に応募できる転職サイトは非常におすすめです。

転職失敗した人におすすめ転職サイト
厳選3選

転職失敗者おすすめ度

理由 年収600万以上の人であれば、必ず登録すべき転職サイトです。直接応募できる企業のラインナップはリクナビNEXTと劣りますが、質が高い良い求人が多いです。
リクナビNEXT 転職失敗者おすすめ度
理由 直接応募できる企業数は業界TOPクラスです。リクナビNEXTにしか求人を出していない大手企業も多数いるため、転職失敗してしまった人は確実に登録をしておくべき転職サイトになります。

いかがでしょうか。

私自身、転職に失敗して精神的にもすごく大変な時期を過ごしましたが、そこから自分の弱さや、強み、やりたいことなどなど、周りの人に助けられながら様々なことを学ぶことができました。この場を借りて感謝を言いたいです。

みなさまも私の経験を参考にぜひ環境をいいように変えていけることを祈ります。