高卒でも就職出来る!「就職市場状況」とおすすめ「就職エージェント」厳選3選

大学進学率が50%以上となっている2018年では、最終学歴が高卒の方からすると就職は難しいのではと思うともいます。

たしかに大卒の方が求人の幅が広がるのは事実ですが、実は、高卒の「有効求人倍率は一般より高い」のです。これは高校卒業したばかりの人が就職するという部分にも当てはまりますが「最終学歴が高卒の人が求められている」ということになります。

今日は高卒の人が就職する上で必要な

  • 「高卒の就職市場の状況」
  • 「高卒の人の就職におすすめな業界」
  • 「高卒の人の就活を進める上でのポイント」

などなど、みなさんにためになる情報をご紹介します。

★この記事を読んでほしい人

  • 高卒で今から就活をする人
  • 高卒でフリーター・無職をしていてこれから就職を考えている人

高卒で就職する方必見!高卒の有効求人倍率は、一般のX倍!

まずは高卒の有効求人倍率を厚生労働省の資料をもとに調べました。「オレンジ」が高卒の有効求人倍率で、「青」が一般の有効求人倍率です。

有効求人倍率
 年度 一般 高卒 中卒
平成24年度 0.82倍 1.37倍 1.19倍
平成25年度 0.97倍 1.56倍 1.46倍
平成26年度 1.11倍 1.85倍 1.78倍
平成27年度 1.23倍 2.04倍 2.07倍
平成28年度 1.39倍 2.23倍 2.35倍
平成29年度 1.54倍 2.53倍 2.82倍

※厚生労働省「平成24~29年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ」参照。
※厚生労働省「一般職業紹介状況」のパート含む、年度別の「平均有効 求人倍率」参照 

上記の通り、厚生労働省の調査ではあるがいわゆる一般的な有効求人倍率よりも、高卒の有効求人倍率は高くなっており、一般の有効求人倍率と比較をすると「1.6倍」もの高い首位順となっている。加えて中卒の有効求人倍率も実は非常に高い。

これは高卒で就職をする人が多くないことも起因しているが、実は高卒で就職をする人はここ数年「17万前後」で停滞しているが、求人数は「平成28年38.7万件」だったものが、「平成29年 43.3万件」と求人数は前年と比較して「110%」と大幅に増えております

近年、日本全体的に「人手不足」が深刻化している影響が、こういった面にも影響が出ており、結果的に「高卒の人の就職が非常にしやすい」という状況を作り出しています。

高卒で就職しやすい都道府県は「東京」

高卒の就職が全体的に良い状況であることはわかったと思います。次に「都道府県」別で見た際に、どのような状況か調べて見ました。

その際

  • 「求人数ランキング」
  • 「求職者数ランキング」
  • 「有効求人倍率ランキング」

の3つの点で確認してみました。

※厚生労働省「平成29年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ」参照。
まず求人数において圧倒的に「東京」が多かったです。これは一般的な求人市場と同じかと思いますが、意外なのはそれに対する「求職者の少なさ」です。求職者の数では「全国7位」で人口比率から見てもかなり少なく、そのため有効求人倍率が「7.73倍」と高卒の人で就職したい人は、選び放題というのが実情のようです。

高卒の就職しやすさを有効求人倍率の高さと定義した場合、次点ではやはり「大阪」が良いようで、求人数も「全国3位」の多さを誇り、有効求人倍率も「全国2位 4.09倍」という高水準です。意外にその次は「広島」という結果になっておりました。

上記結果から、高卒の方で就職をする際に地元で就職というのも全然問題ないと思いますが、より視野を広げる上では上記のような都道府県に出てみることもおすすめします。

高卒で就職しやすい業界は「製造業」

高卒で就職しやすい都道府県や有効求人倍率が把握できたと思いますが、最後に高卒で就職しやすい「業界」を調べて見ました。

※厚生労働省「平成29年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ」参照。

上記の通り「製造業」が抜きん出て求人数が多いことがわかります、平たくいうといわゆる「メーカー」ですね。2位〜4位はほぼ同規模で「建築業」「卸・小売業」「医療・福祉」となっております。製造業に関しては後ほど詳細をご説明しますが、一般でも人手不足として出てくる「小売」や「医療系(おそらく介護関連が多い)」が上位を占めており、この辺りは変わらないですね。

※厚生労働省「平成29年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ」参照。

輸送用機器というのは「自動車」にあたるため、ここに該当するのはいわゆる「自動車メーカー」なので、トヨタやHONDAなども含まれてきます。もちろん求人として出ているかは別の話です。2位の食料品製造業も、こちらも「食品メーカー」が該当してくるので会社としてはアサヒやキリン、日本ハムとかが含まれてきます。

このように分解してみると高卒だから!というような求人になっておらず、一般とそこまで求人を出している企業の属性は変わらないことがわかります。

高卒の就職市場についてまとめ

  • 高卒は一般と比較すると求職者が少ないので有効求人倍率が高い
  • 高卒で就職しやすいエリアはやはり「東京」「大阪」
  • 高卒の求人が多いのはダントツで「メーカー」

高卒で就職する際、ハローワークより民間就職エージェントを使うべき理由

さて、高卒の就職事情がわかった上で、いざ就職をするとなった際の進め方はどのようにするといいのでしょうか。よくある方法では「ハローワーク」で求人を探したりが一般的だと思いますが、断然「民間就職エージェント」を使うことをおすすめします。お勧め理由は

自分の知らない優良企業を紹介してくれる

まず高卒で就職を考える時に思うと思いますが

「どこの企業が良いのかわからない。」

という根本的な疑問が出ると思います。それは一般の大卒の人が就職をする際も同じで、結局世の中には有名ではないけど、非常に優良な企業が数多くいるのが実情で、そう言った会社に出会うことは自力ではまず難しいでしょう。民間就職エージェントを使えば、そういった世の中では有名ではない優良企業を紹介してもらえるため、この点は何よりも大きなメリットです。

もちろん、自分のやりたいことなどをしっかり伝えた上で、それに会う会社を紹介してもらえるので「自分のやりたいこと/得意なこと」をしっかり伝えましょう

面接や応募書類などの対策やアドバイスがもらえる

アルバイトの面接などとは違って、就職時の採用面接はやはり準備が大切です。口下手な人や、何を伝えるべきか、はたまた何を聞かれるのか疑問がたくさんあると思います。民間の就職エージェントは、そう言った人を何千人、何万人とアドバイスをしてきた実績を持っているため

  • 「どのようなことを面接で聞かれるのか」
  • 「どういうことを、伝えたほうがいいのか」
  • 「書類はどのように書くと、より良いのか」

などなど、選考を通過するためのアドバイスを、会社別にしっかりしてもらえます。実際にこういったエージェントを使わずに、就職活動をすることがあると思いますが、面接の対策などは、そのエージェント経由で応募していない他の選考にも役に立つため、是非このメリットを享受することをおすすめします。

就職に関する様々な相談ができる

1つ前の選考に関する相談と少し被りますが、就職活動というのは孤独ですし、どんなにすごい人でも全ての会社から内定をもらえることはできないため、挫折する瞬間も必ずきます。

そんなときに相談に乗ってくれる親や友達も大切ですが、直接的に就職活動に関する相談をすることができ、かつ良いアドバイスをしてくれるのも就職エージェントです。ハローワークの人も相談に乗ってくれることもあると思いますが、それが主な仕事ではないため、なかなか満足したアドバイスを受けれない可能性があります。

そういった就職に関する相談ができるのも、就職エージェントを使うメリットの1つです。

高卒で就職する人向けおすすめ民間就職エージェント厳選3選

それでは最後に、就職エージェントを使う場合、どの会社がおすすめかいくつかご紹介します。

リクルートの若者向け特化。未経験求人豊富「就職Shop」

■高卒就職おすすめ度

高卒就職おすすめ要素
社員数 3,508人 
資本金 6億4335万円
強みの世代 フリーター〜20代
こんな人におすすめ
・未体験含めて求人をたくさん見て決めたい人
・すぐ面談をしていろいろ相談をしたい人
・書類選考で苦戦をしている人

書類審査なしで面接できる未経験求人多数

これが他の企業ともっとも違うポイントで「書類審査なし」で面接を受けれるところです。就職Shopでは8,000社を超える企業との取引があるが、全て取材を通して「若者の可能性」を理解してくれている企業になるので、書類などの審査をせずにすぐ面接まで行けるようです。

高卒やフリーターの方でも人によると思いますが、

・書類に引きが強いことをあまりかけない。
・そもそも書類審査がすごく苦手で落ちてしまう会社が多い

などの不安をみなさん抱えていると思いますが、就職Shopを通すことでその心配を払拭をして転職活動をすることができます。もちろんその後「模擬面接」などもしてくれるため、選考が開始された際のフォローも万全のようです。

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高卒利用が2割!&未経験の求人が豊富「ハタラクティブ」

■高卒就職おすすめ度

高卒就職おすすめ要素
社員数 ??名
資本金 500万円
強みの年代 高卒〜20代
こんな人におすすめ
とにかく未経験業界への就職を考えている人
高卒で就職を考えている人

未経験業界への転職なら絶対に登録をおすすめ

※ハタラクティブ 公式サイト抜粋

ハタラクティブはとにかく若手、特に第二新卒に特化した転職エージェントで上記の通り、20代が90%以上と他の転職エージェントと比較しても非常に若手割合が高いです。さらに高卒の利用率も高く5人に1人は高卒が最終学歴の人で、実際に就職に繋がっています。

そのため、未体験でも紹介してもらえる求人が非常に多く、とくに未経験で就職を考えている人に取ってはもってこいです。
求人は「営業」「接客・販売」「事務」が多く、特殊な職種ではなくほとんどの人が応募することの出来る職種の求人が多いです。

※ハタラクティブ 公式サイト抜粋

その中でも「営業」は内定数がTOPの職種となっており、営業系の転職実績が非常に多いことがわかります。

↓↓↓


高卒利用が2割!&未経験の求人が豊富「ハタラクティブ」

■高卒就職おすすめ度

高卒就職おすすめ要素
社員数 39名
資本金 1,500万円
強みの年代 高卒〜20代
こんな人におすすめ
とにかく未経験業界への就職を考えている人
同じような悩みを持っている人に相談したい人

カウンセラーが全員「元既卒」「元第二新卒」

※ウズキャリ 公式サイト抜粋

ウズキャリは既卒や第二新卒といった若い人の就職や転職にメインにしている転職エージェントなので、高卒の人などはまさにメインターゲットになります。加えて特徴的なのが、キャリアカウンセラーという「実際に相談をする人」が、みなさん元既卒・元第二新卒なので、あなたの立場になったことがある人なので、非常に気持ちを理解してもらえます。

やはり自分と同じ立場になったことがある人にしか解らないこともありますし、共感してもらえないことは多いと思います。そう言った面でも「先輩」として色々相談ができるのは非常に高卒で就職を考えるエージェントとしておすすめなポイントです。

↓↓↓


いかがでしょうか。

是非良い就職活動ができることを祈っています。

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