「転職する際、年間休日120日と言われたのに全然120日じゃない!嘘つかれていた!」
転職先に求めることは人それぞれ違いますが、365日働きづめでやりたい!という人は少数で大半の人は「休日」を楽しみに仕事をすると思います。そのうえで「年間休日数」は非常に大事です。
今日は「年間休日が120日と言われたけど嘘だった」というトラブルを回避するために、年間休日数とはどういうものなのか、業界的に年間休日数に違いがあるのかなどご紹介します。
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そもそも年間休日数とは
年間休日数とは「企業が社員に対して定めている休日数」です。土日祝日休みの会社であれば、その土日祝日の数を含んで「休日」と定義している日にちの数です。
ちなみに2018年の祝日を含んだ休日の数は「117日」となっております。ポイントとなるのは、年間休日数には「有給休暇日含まれません」ので、この日数より多いか少ないかがまずポイントとなります。ここから増える要素としては以下のような休日の有無です。
・夏季休暇などを別途付与しているケース
・年末年始の休業日ケース etc
年間休日120日というのは、だいたいここから年末年始の休日を加えて120日になっていくということなので、「120日」というのはしっかりと土日祝日がお休みで年末年始も休みがあるので非常に働きやすい環境と言えます。
年間休日数が「120日」ある会社の割合は?
※厚生労働省 労働統計要覧(平成29年度)「D 労働時間」元に作成
上記は厚生労働省調べですが、年間120日以上の会社は「約30%」次点の110日以上を入れると「45%」になります。これを多いか少ないか悩むところですが、年間休日120日以上というのは比較的少ないようです。そのためご自身の会社が年間休日120日以上であれば休日という面においては非常に良い企業と言えますし、転職先が年間休日120日を謳っているのであればちょっと疑ってかかって、しっかり確認したほうがいいです。
また転職先として年間休日120日を目指す場合、どの業界が多いか調べてみました。
※厚生労働省 労働統計要覧(平成29年度)「D 労働時間」元に作成
こうやってみると年間休日120日以上の業界は非常に多く、特に金融・保険業に関しては「約90%」とほぼ年間休日120日と考えていいでしょう。次点として「情報通信業(インターネット系&放送系)」も「80%超え」なので、こちらも年間休日120日の会社が非常に多いです。
反対に年間休日120日を疑ったほうがいいのは「小売業23.9%」「建設業 22.0%」「運輸業 12.1%」などで、全体平均以下なので、年間休日120日という記載が書いてあればまず嘘の可能性が高いです。
業界以外でも、会社規模でも調べてみました。
やはり会社規模が1,000人を超える大企業は「50%以上」は年間休日120日で、次点300人以上の会社も「40%以上」なので、このあたりも良さそうです。
上記から、年間休日が120日以上欲しい!という人は、業界選びと会社規模の足切りを行うことで、年間休日120日の詐欺にハマることも少なそうです。
(注意)年間休日120日じゃなくても嘘にならない場合
休日出勤する場合は嘘にならない
よくあるのが「休日出勤」です。会社が定めている休日ではあるのですが、その休日に出勤をせざるおえない場合は、出勤はしますが休日は休日というカウントになります。これをあくようすると、年間休日120日あるが、仕事量が非常に多くて休日出勤頻度が高く、加えて振替休日も忙しくて取れずに、実質休日を無にしてしまうケースです。
そのため、ここを注意する場合は「休日出勤の有無」などを転職先に確認することをおすすめめします。
まとめ
・年間休日120日は厚生労働省調べでは全体の30%
・年間休日120日は業界によって割合が非常に違う
・休日出勤は年間休日数のカウントに影響しない
いかがでしょうか。年間休日120日というもの自体は業界によっては珍しくも当たり前にもなります。なので、転職先の企業が「年間休日120日というのが嘘か否か」については、ある程度事前に調べて把握することができるので、ぜひ上記を参考に調べてみてください。
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