今日は事業領域を非常多角化している業界内でも有名な「ネオキャリア」が展開する国内最大手の第二新卒転職サービス「転職エージェントneo」について、評判や特徴をもとに丸裸にしていきます。
2010年に新卒・第二新卒領域の紹介会社を買収後に、第二新卒領域を本格化しております。また第二新卒にかかわらず、既卒分野も今では同じサービスで扱っており、未経験での転職などに非常に強い転職エージェントneoの特徴や強みなどを丸裸にしていきます。
「転職エージェントneo」の評判の総評について
→既卒・フリーター・第二新卒領域では国内トップクラスの実績
・従業員数は3,000名以上で、グループ総売上も500億突破
・「未経験」「既卒」「第二新卒」に当てはまる人は確実に登録すべきエージェント
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「転職エージェントneo」を展開している「ネオキャリア」とは
「ネオキャリア」の本社と歴史
※「ネオキャリア」公式サイト参照
「転職エージェントneo」を展開している「ネオキャリア」は独立系の日系企業です。
創業は2000年で、今年が18年目になる国内のエージェントでも中堅どころになる転職エージェントです。
社長は社会人1年目で企業をした「西澤亮一という方なので、他の転職エージェントとはサービスの立ち位置などは独特かもしれません。その影響もあり、人材ビジネスで横展開をしているものの、既卒・第二新卒〜保育士、看護師、介護士などの専門領域の転職エージェントも展開していたりなど、人材ビジネスにおいては事業を非常に多角化しています。
上記の通り、2010年に新卒・第二新卒領域の転職エージェントを買収後、グループ売上は急拡大しており、2018年現在500億を突破しており、事業の数などを度外視した会社売上だけでいうと、東証一部上場の「JACリクルートメント」の売上の倍以上ある、一大グループになっております。
「ネオキャリア」の事業領域を4つまで多角化
※「ネオキャリア」公式サイト参照
後述する強みにも入りますが、ネオキャリアは人材ビジネスにおいては非常幅広く展開しており、2010年に創業期を作る事業買収を手がけてすぐに2011年にシンガポールに海外邦人を立ち上げ「海外事業」を展開したり、業界でも有力な「保育士ひろば」や「保育士バンク!」などの事業もあり、当初よりグループ規模を1,000億以上の売り上げにする見込みがあるように思えます。
「転職エージェントneo」の3つの評判(強み)
「転職エージェントneo」の評判(1)
既卒・フリーター・第二新卒領域で圧倒的な実績
※「転職エージェントneo」公式サイト抜粋
転職エージェントneoの強みであり、一番の評判は「既卒」「フリーター」「第二新卒」の転職に関して、業界トップクラスの実績がある点です。
上記はネオキャリアが調べた「転職エージェントneo」に登録しているユーザーのデータですが、7割が職歴なし、もしくは社会人経験半年未満の登録が7割と、これは一般的な転職エージェントと比較すると非常にエッジの効いた数値です。加えて、これだけ登録者を持っている転職エージェントも他にはほとんどないということも言えます。
さらに少し悲しい実情をお話しすると、転職エージェントは「転職成功時の年収」を基準に採用企業から報酬をもらってビジネスをしているので、年収が高い人を優先します。加えて、どこの企業も「即戦力」として働いてくれる人材を日々探しているので、そのような「決まりやすい人」も優先されます。
・年収が高い人(年収500万以上)
・珍しいスキルを持っている人(ビジネス英語可、エンジニア等)
・即戦力で働ける人(職歴や比較的良い人)
そのため「既卒」「フリーター」「第二新卒」の領域のユーザーに対しては、サポートが十分出ないケースが非常に多く、場合によっては「登録すらできない」ケースもあり得ます。
※「転職エージェントneo」公式サイト抜粋
そういった状況なの「既卒」「フリーター」「第二新卒」の転職実績を持っている転職エージェントは少なく、上記のように転職エージェントneoのもっている「職務経歴のない人」の転職実績1万人以上というのは、非常にすごい実績です。
企業が「既卒」「フリーター」「第二新卒」の採用をするメリットは?
転職エージェントneoのネオキャリアが、あえてこの層をターゲットとする理由はなんでしょうか。答えは「企業がこの層の採用したがっている(欲しがっている)」からです。
ではな「既卒」「フリーター」「第二新卒」を企業は採用したがるのでしょうか。
理由はいくつかあります
・職歴がないので、他企業に染まっていないので自社に馴染みやすい。
・成長の伸び代のある若手を採用したい。
※第二新卒採用に関してもっと知りたい人向け
「転職エージェントneo」の評判(2) 就職後の離職率の低さ
※「転職エージェントneo」公式サイト参照
フリーターや第二新卒の転職において、企業側も求職者側も気にするのは「マッチング」です。やはり第二新卒の場合は、最初に入った会社が合わなくて辞めてしまっているので
「また合わない会社だったらどうしよう」
といった心配をしてしまいますし、採用側の企業も同じ心配をしております。そのため、離職率が高くなりがちですが、転職エージェントneoは3年以内の離職率「8%」と記載の通り、一般的な率と比較すると非常に低い離職率です。
これだけの離職率を維持しながら、転職実績を1万人超えるということは大変で、その裏には「企業」と「求職者」のマッチングを非常に大事にしているからこその実績です。
「転職エージェントneo」の評判(3)
1人に対してサポートする時間は「平均8時間以上」
※「転職エージェントneo」 公式サイト参照
転職エージェントneomの評判の中でも、特にすごいのが求職者1人に対して平均8時間以上の時間をかけて対応しているという点です。
基本的に転職エージェントは、初回に面談をして、退職理由や転職先の希望条件などのヒアリングをするのですが、それは平均1時間前後で、長くても2時間です。その後は電話やメールでのやりとりになり、長電話をしても30分前後です。そのため、個人的な体感でも
くらいが平均的な転職エージェント側のサポート時間だと思います。
それに対して転職エージェントneoは8時間ということから、非常に求職者のために時間を割いて動いてくれることがわかると思います。おそらく、電話の回数が多いというより「対面の面談」の回数が非常に多く、求職者がどういった仕事に就きたいのか、将来どうなりたいかなどを非常に丁寧に親切に効いてくれるのが特徴的です。
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転職エージェントneoの評判から見る「弱み」
結論、転職エージェントneoは、既卒やフリータなど「職歴の少ない(もしくはない)人」にとっては非常にいい転職エージェントではありますが、そうでない人からするとちょっと魅力に欠ける部分があり、そこが弱いところです。
全ての求職者の意見を聞いたわけではないですが、私なりに分析して2つ要因があるのではと思います。
未体験に特化しており「経験者」「即戦力」向けの求人が弱い
未経験に特化しているため、求職者に未経験が非常に多いと記載した通りですが、転職エージェントneoを使っている「求人を出す企業」も同じ傾向にあります。
そのため、転職エージェントneoに預けている求人が「未経験者向け」の者が多く、経験者向けの求人や即戦力の人向けの求人など、いわゆる「キャリアアップ」が前提となる求人が弱い傾向にあります。
もちろん、取引先には大企業の求人などもあり、応募をした際に、先方の企業が転職エージェントneoに預けていない別のキャリアアップ向けの求人を提示してくる可能性もあるので、転職エージェントneoに登録を絶対しない方がいいとまではいきませんが、そういった方は別の転職エージェントを使っていただいた方がいいかもしれません。
キャリアコンサルタントの専門性が低い
「未経験」に特化しているため、本格的なキャリアアップを前提とした求職者が少なく「業界の専門性」を会得しにくい環境であるせいもありますが、転職エージェントneoでは「各業界のエキスパート」が担当としてついてくれるケースは少なく、そういった人材の数もあまり多くありません。
その代わり、評判の中の強みで紹介をした「親身な相談」に乗ってくれるといった部分は、他転職エージェントと比較しても、非常に高いレベルにあることは事実です。
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