急成長企業「ワークポート」の特徴や評判を徹底分析

ワークポート 評判今日はワークポートについて、評判や特徴をもとに丸裸にしていきます。

ワークポートは以前ゲーム・IT領域に特化していた専門転職エージェントでしたが、2014年に事業領域を拡大に伴って、総合転職エージェントとして守備範囲を大幅に増やしてきました。

やはりそういった背景もあり「ゲーム・IT業界」ではソコソコの定評がありますが、それ以外に関してはネットを含めて評判が悪いです。

「ただ、なぜ評判が悪いのか」

「そんな中、強みとなるところはどこなのか」

など正しくワークポートの評判を評価するために、今日はワークポートを丸裸にしていきます。

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ワークポートの評判の総評について

→若手の転職や、IT・ゲーム系の求人に強みを持っている転職エージェント
ざっくり特徴
・過去「IT系」に強みを持っていた専門系の転職エージェント
インターネット・SIer・ゲーム系に強みを持っている。
・リクナビNEXTで過去『転職決定人数部門 第1位』を取ったエージェント 

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ワークポートとは

ワークポートの本社と歴史

ワークポートは東京の大崎に本社を構える日経の転職エージェントです。創業は2003年と2018年現在15年目と、比較的大手の中では新しい転職エージェントになります。創業者の人は「田村高広」さんという方で、元は旧インテリジェンスの人材派遣分野とアルバイト領域「an」の営業責任者の方です。

当時、ゲーム・IT業界に特化している転職エージェントはいなかったですが、2000年頃まで「ITバブル」と呼ばれる時代だったため、とにかくエンジニア採用などに苦労をしていたことなので、非常に時代の時流に乗ったいいサービス立ち上げ時期だったようです。

日本本社:東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー9F・6F

ワークポートは専門型→総合型転職エージェントに転換。

※各社決算情報および会社概要の数値参照

前述した通り、2013年までは「ゲーム・IT業界」に特化した転職エージェントでしたが、その他の業界も含めて「総合型」としての転職エージェントとして生まれ変わりました。

創業時は、古巣である旧インテリジェンスとの差別化および市場ニーズを鑑みて、専門型としてやっていましたが、やはり上場を含めて売上規模を上げるためには総合型でやらざるを得ないということでしょうか。

総合型としては、比較的求人自体も多い「営業」をはじめ「バックオフィス」「販売・サービス」など数多くの求人を揃えています。

ワークポートの評判から見る「3つ」の強み

ワークポートの強み(1) ゲーム・IT業界の実績が多い

ワークポート ゲーム業界

なんといっても強みの1つとしてあげられるのが「ゲーム・IT業界」です。IT業界と一括りに行っても非常に多岐にわたる業界ですが、人気はやはり「ゲーム系」の企業の求人だと思います。

ワークポート 取引企業

※ワークポート 公式サイトより抜粋

上記の通り、カプコン、セガなどの古くからあるゲーム会社から、コロプラ、ガンホー、DeNAなどソーシャルゲームでなお馳せた新しいゲーム会社などの取引もあり、非常にここのラインナップは強いです。

取引企業だけで言えば、もちろんリクルートエージェントやパソナキャリアなど、競合他社も負けていないと思いますが、ここに大きな違いがあります。

一概に取引をしていると行っても、その中身がどのようになっているかが重要です。ワークポートは古くからこのゲーム業界の求人に精通しているため、営業マンも含めて非常に豊富な実績があります。そのため、各ゲーム系の会社もワークポートを懇意にしているため「推薦してきた求職者」を優先的に面接に上げるなどがあり得ます。

現在ゲーム系の企業などは非常に求職者からの応募が多く、書類選考でも一苦労です。そのため「どの転職エージェントからの推薦者なのか」は、非常に重要となります。

「あの転職エージェントは、良い人推薦してくれるから、信頼している」

といったトークが採用側の社内では普通にある会話ですので、どこの転職エージェントから応募するかは非常に重要です。

ワークポートの強み(2) 「エリア/業界別」に分社化し専門性特化

ワークポート 特化

ワークポートの強みであり、大きな特徴が「分社化」です。

大手転職エージェントで地方の支社を作って展開していくことはよくあるのですが、地方の支社をそのまま分社化して展開する例はあまりありません。

ワークポート支社

※ワークポート 公式サイトより抜粋

上記の通り、注力エリアと思われるエリアに関しては、分社化してグループ会社として展開咲いており、特に大阪などTECH分野と通常分野でそれぞれ分社化しております。もちろん、税制面などの恩恵を受けるためなど、会社経営上のテクニックだとは思いますが、ここで働く人たちは「エリア」や「業界」に特化しているため、より社内のナレッジ(成功事例)の連携が密になっており、ワークポートを使う側としては願ってもいない状態になっております。

あと、定性的な主観ではありますが、分社化することで、中の人は通常では考えられない「社長」「営業部長」などの役職がつくため、非常に士気が高くなります。その結果

「俺たちがこのエリア(業界)を活気付かせるために頑張るんだ!」

と行った雰囲気になりやすく、より熱心に対応してくれることは間違いないと思います。

ワークポートの強み(3)  業界トップクラスの成長率

ワークポート 成長率

強みの(2)でもお話ししましたが、転職エージェントのような「人の介在価値が高い」分野の場合、あなたに接してくれる担当の人の「やる気」や「熱い思い」は、会社の雰囲気が良いと、非常に良い影響を与えてくれます。

会社の雰囲気がいい状態とは、早い話が「業績が好調」であることが大事です。それは給料などにダイレクトに反映しますし、お客さんがどんどん集まってくるなどの影響があります。

その点、ワークポートは業界でも随一の成長率を維持しており、大手転職エージェントの一角を脅かす勢いで成長しています。

ワークポート成長率

※各社決算より参照

上記からも分かる通り、東証一部上場のJACリクルートメントや、パソナキャリアなどと比較しても段違いの成長率の高さがあります。

ワークポートの評判から見る「弱み」

ワークポート弱み結論、転職エージェントのキャリアコンサルタントのレベルが低いため、求職者からの評判が悪いケースが多いようです。

全ての求職者の意見を聞いたわけではないですが、私なりに分析して2つ要因があるのではと思います。

業界拡大に伴ってキャリアコンサルタントの知識不足

「ゲーム・IT業界特化」から「総合型」への転換は非常に大変で、それは今までやったことがない領域の求職者と相対す必要があることです。

イメージとしては「ソーシャルゲーム分野特化」のコンサルタントが「家電メーカーの営業」に対して、同業界または近しい業界の転職をフォローする形です。有形無形の違いもありますが、やはり商文化も全く違うため、たくさんのことを勉強しなければなりません。

従業員数に対する新卒採用人数が多く若手比率が高い

ワークポートは新卒採用の量が非常に多く、2018年4月見込みで、ワークポートは「380名」の従業員がいますが、新卒採用は年間50名〜100名採用しており、従業員の大半がここ数年で入社した新卒社員となります。必ずしも新卒が悪いわけではないですが、ベテランのキャリアコンサルタントと比較すると、やはり能力的にも未熟な面が多いのが事実です。

このように「業界拡大に伴う知識不足」や「社会人数年の若手の比率が高い」などがあり、求職者から対応が悪いと言った評判が発生していると考えられます。

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ワークポートの3つの評判

ワークポートを活用したユーザーの評判や口コミを年代別に見ていきましょう。

ワークポートを利用した20代の評判

ワークポート評判 27歳の女性「年収440万(+30万)

ワークポートの良い評判
担当の人の対応が非常によく、自分が知らなかった企業も紹介してくれました。

私は、20歳半ばでワークポートを利用しました。登録した時は、本当に無料で使えるのか、良い求人があるかなど半信半疑だったが、結果非常に満足いくものでした。特に、自分に担当のキャリアコンサルタントと補助の女性の方がついてくれて、面接をする企業と面接の日程調整を含めた、すべてのやりとりなどを行なってくれ、その企業へ私の要望などを遠慮なく伝えることが出来た点がかなり良かったです。

もちろん、自分の要望を伝えてくれるだけでなく、選考する企業の提案などもしていただき、結果、興味がある分野に関連した企業なども紹介して頂きました。おかげで自分が思っていた企業以外にも興味を持つことができました。受ける会社毎にワークポート側の担当者がいる?かはわからないが、担当ではないワークポートの人からのアドバイスや一次試験、二次試験の印象や、会社側がどのような点が良い、悪いを感じてるなど、自分が選考途中での立ち位置なども教えていただきとても参考になった。

ワークポートの悪い評判
的外れな企業を稀に紹介されるので、しっかり自分で確認したほうがいい。

良い点でも述べさせて頂いた点ではありますが、エージェントとしては転職をさせるのが仕事であるのは理解できるが、まれに的外れな会社を紹介されることがありました。希望業界などは満遍なく紹介して頂けたが、会社の詳細を自分で舐め回すように見ていないと、退職金の有り無しなどを見落とす場合もあり、その辺まで気を使って頂けるとなおいいと思います。

あとは、私の時期が悪かったのかもしれないが、聞きたいことがあるのに担当者が長期休みなどに入っていて聞けない場合もありました。(他の方がバックアップはしてくれるが。)2社のエージェントを登録したが、会社で紹介案件が全く違うので、数社の登録をお勧めします。(1社はメール連絡しか来なかった為。)

ワークポート評判 24歳の女性「年収360万(+0万)

ワークポートの良い評判
私の状況や要望を非常に細かく聞いてくれ、選考に関する様々な情報をくれました。

ワークポートさんと最初の面談をした際に、私の現在の状況や今後の要望などをとても細かく聞きだしてくださり、その条件に合った求人を初日から数社紹介していただけました。私の希望する業界ならではの事情なども一緒に教えていただき、知りたかった情報を得ることができたのでとても助かりました。

実際に会社に応募する際は「今どのくらいの人数がその求人に応募しているか」という情報や、今後予想される選考日程や、選考ごとの対策等も教えてくださり、エージェントを頼らずに自力で転職活動をするよりも絶対に効率が良いと感じました。

面談を行う時間帯も、比較的夜遅くまで時間を調整してくださるので、前職を退職する前でも、平日の夜に面談等を進めることができました。

ワークポートの悪い評判
興味のない企業などにも応募を促されたりしたので、自分でしっかり決める必要がある

特に悪い点は感じなかったのですが、挙げるとすれば、自分があまり興味のない求人に対しても、積極的に選考に応募するよう勧められた点は少し気になりました。もちろん応募する母数が多いほど、採用される確率は高くなりますし、転職活動も早く終わるのですが、前職をまだ退職していないタイミングで、複数社同時に選考を進めるのは、正直時間的にも精神的にも厳しいものがありました。

就業中の転職活動では、出来る限り自分の興味のある求人に絞り込んで選考を進めたかったので、そこはエージェントと私の意見の合わないところでした。ただ、選考に応募するかどうかを最終的に決めたのは私でしたので、アドバイスとして受け止め、自分のペースで転職活動をしていましたので、悪い点というほどでもなかったです。

ワークポート評判 25歳の女性「年収440万(+0万)

ワークポートの良い評判
面接の対策だけではなく、面接後のケアや内定が出た後会社を辞めるまでも親身に相談。

ワークポートに登録をすると、最初に面談が行われるのですが、その面談で転職先の希望だけでなく、その希望に至った理由や、これまでの経験から分かる考え方の変化等、とても深いところまで聞いてくれます。聞いてもらうことで、自分の中でもどのような転職先が自分に最適なのかを改めて考えることができました。

また、面接の後のケアなどもしっかりしており、ワークポートの人が面接時の受け答えの練習や相談にも乗ってもらえ、新卒入社のときの孤独な就職活動と違い、安心感を持ったまま就職活動を行うことができました。働きながらの転職活動でしたが、仕事のスケジュールとの兼ね合わせにも配慮していただけました。

転職先が決まった後にも、元の会社を辞める手順までワークポートの人が親身に相談に乗ってもらえたため、スムーズ会社を辞めて転職先に移動することができました。

ワークポートの悪い評判
送られてくる求人の量が多く、それを仕分けるのが面倒でした。

悪かった点は、ワークポートが送って来る求人情報が大量すぎることです。

面談で、転職先の細かい希望を聞いてくる割には、自分の希望に会っていない会社の求人情報も多々ありました。「希望条件の中でここが合っている会社」と、具体的に教えてくれたら良いのですが、求人情報の中で自分のどの希望にマッチしているのか自分の中で考える作業が必要でした。

また、最低限の条件にも合っていない会社もありました。求人情報をどのように選別しているのか疑問です。面談では、とても親身に希望を聞いてくれるのに、残念でした。また、セミナーなどの広告のようなメールも多く送られてきて、忙しい転職活動の中で、いらないメールの添削をするのが面倒でした。

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ワークポートを利用した30代の評判

ワークポート 評判 36歳の男性「年収380万(+60万)

ワークポートの良い評判
面接対策はもちろん自動メールではあるが、求人がたくさん送られてきた。

ワークポートは登録してすぐに電話がかかってきて、再就職についてヒアリングをしていただきました。やわらかい口調だったので、現在の状況や希望する業種・職種を素直に話すことができました。

登録時にメールアドレスも記入したので、自動ではありましたが、定期的におすすめの求人のメールが送られてきたので、いろいろ情報を得ることができました。履歴書や職務経歴書の作成について、細かいところまでアドバイスをいただいたり、どう書いたら良いか悩んでしまう志望動機や自己PRを書くコツも教えていただいたりしました。面接についても、想定された質問やそれに対する答え方なども相談に乗っていただきました。面接日前日や当日までも連絡をいただいたので、一緒に再就職を勝ち取る姿勢が見えました。

ワークポートの悪い評判
出張や休みなどで不在の時が多く、もう少しサポートして欲しかった。

ヒアリングの時、希望職種についての知識があまり無いような印象を受け、ワークポートの担当者によって、強い職種・弱い職種があると思いました。

定期的に送られてくるメールには、時々応募資格に該当しない求人も送られてきたり、自分に合わなそうな求人も送られてくるので、メールで情報を待つだけではなく、こまめに自分で求人を探した方が良いと思います。

またワークポートの担当者が出張や休みでいないことがあり、代わりのスタッフの対応になることが多かったです。電話でなく、メールでの相談だけでしたし、事前に不在の連絡がありましたので、不都合はありませんでしたが、相談事は担当者だけに相談したいと思う求職者もいると思いますので、サポート体制がもう少し良くなれば良いと思います。

ワークポート評判 31歳の女性「年収390万(+40万)

ワークポートの良い評判
書類対策が非常に充実していて「見てもらえる書類」になった。

ワークポートでは、履歴書や職務経歴書などの書き方をアドバイスしてもらえたことが有益でした。私自身転職回数が多かったこともあり、履歴書や職務経歴書の書き方に悩んでいたので、書き方のポイントや工夫した方が良い点を教えてもらえたことで、書類をスムーズに書けるようになり、その分面接対策など別のことに時間を使えるようになりました。

ワークポートの人に、アドバイスしてもらう前は入社と退社を繰り返し書いているだけの履歴書が、どんな仕事をしていたのかを一言添えたり、職務経歴書は自分が得たことを簡潔に書くようにして、自分が受ける仕事に活かせるポイントを中心に書くことで「見てもらえる」書類を作れるようになったことは利用して良かったと思える点でした。書類審査を通過しないと面接を受けられない企業が多いので、書類を作れるようになったことはプラスポイントでした。

ワークポートの悪い評判
希望条件に合わない求人を勧められ、とにかく受けるように促された。

ワークポートから、求人を紹介してもらえたことはとても有難く思いましたが、自分の希望と合わない求人が多かったことが残念でした。

日勤の仕事を希望しているのに夜勤の仕事だったり、運転免許を持っていないのに免許が無いとできない仕事などかけ離れた求人を紹介されても困ると言うのが正直なところです。求人内容を聞くと、誰も行きたがらないような内容だったりしたので人が集まらないから集めるのに必死なのかなと感じるようになり、最初に伝えた希望条件は何だったのかと疑問に思うこともありました。

選り好みをし過ぎるのは良くないと叱られたり、とにかく受けないと、何でもいいから受けてもらわないとこちらも困ると自分本位なエージェントさんだったこともガッカリなポイントでした。

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