転職エージェントも人なので、悪い人もいれば良い人もいます。転職という一大イベントを任せる上で、悪い人を信用してしまっては、後々大変なことになる可能性があるため、絶対に避けるべきです。
今回は信用できない転職エージェントは、どういう人なのかを説明しますので、該当する転職エージェントに出会った場合、すぐに他の転職エージェントに登録して切り替えるか、その転職エージェント要注意してください。
★この記事を読んでほしい人
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信用できない転職エージェント「①やる気がない」
スキルや知識レベル以前に「やる気がない」という転職エージェントが存在します。やる気というのは全てに影響が出るため、こういった転職エージェントはまったく信用ができません。そのため、やる気の有無しっかりと見定める必要がありますので、その方法として2つご紹介します。
メールなどの連絡が遅い
転職エージェントと連絡を取る際に、最も多いのがメールです。
そのため、メールの対応速度にやる気の有無が非常に良く現れます。ただ、転職エージェントも会社員として働いているので、土日や平日遅い時間の場合連絡つかない可能性もあるため、その点は考慮してあげましょう。少なくとも、1週間(5営業日)以上、メールの返信がない場合はやる気のない転職エージェントだと思います。該当する転職エージェントは信用できません。
電話にほとんどでない&折り返してこない
転職エージェントと連絡をする際に、
・選考企業の面接対策
・選考企業の選考結果
など比較的情報量の多い内容をやり取りする場合は、メールではなく「電話」で行うことが多いです。ただ、転職希望者(あなた)も仕事をしながら転職活動をしている場合、電話を取り損ねたりすると思います。その際に
・折り返し電話をしてもなかなか電話に出ない。
・(加えて)追加の折り返し電話がなかなかかかってこない。
など電話対応に灘があるケースがあります。
もちろんメール以上に拘束される時間が長いため、転職エージェント側も仕事が溜まっていたり、夜の場合は他の人と面談を押していたり、などなかなかすぐ連絡がこないことも確かにあります。そのため電話に関しては「2〜3営業日」立って何も連絡がこなかった場合、やる気のない転職エージェントと判断しても問題ないです。こういったケースに合致する転職エージェンも信用できません。
信用できない転職エージェント「②スキルおよび知識レベルが低い」
やる気部分には問題ないがスキルや知識といった部分に問題がある転職エージェントも存在します。比較的、若い人にこの傾向が見られるのですが、残念ながらこういった転職エージェントも信用できません。理由としては
・醍醐味の1つであるキャリアアドバイスに関して、間違った知識を植えつけられる
・業界知識が浅い場合、選考先企業とのコミュニケーションに問題がある可能性がある
・選考を受ける会社のチョイスがそもそも間違えている可能性がある
このようなものがあります。
ある程度転職回数が多い人や、社会人歴が長い人であればまだ対応できますが「初めての転職」や「20代の転職」の際に、転職エージェントから言われる言葉を重要で、あなたの考え方に大きな影響を与えてしまいます。その言葉がそもそも間違っていた場合、大事な転職活動に傷がつくだけでなく、間違った情報を正しいと信じ、そのまま社会人人生を進んでいってしまいます。それは絶対に避けるためにも、スキルや知識レベルに問題がある転職エージェントは信用できません。
具体的にどのような部分で見極めるべきかご紹介します。
「転職先の業界」もしくは「あなたの所属する業界」の知見がない
最も多いのが、業界知識や知見がない転職エージェントです。基本的に、転職エージェントは業界別に担当が分かれているので、その業界のことに関してはかなり高い知識レベルを持っているのが当たり前です。それがないということは
・そもそも転職エージェントの経験が浅い新人
・新人ではないが、最近担当業界が変わったばかりの人
のいずれかの可能性があります。どちらにしても、この場合「その後紹介される企業」もいわばオーソドックスな企業ばかりで、しっかりとしたチョイスができる可能性が低く、結果的に「転職活動」に問題が発生する可能性があります。そのため、少し話した際に業界知識も朝さが見えた転職エージェントは信用できません。
業界内で起きた直近の大きなトピックスについて聞いてみるか、業界内の企業の評判について聞いてみて、あなたとの認識の相違度を確認してみるといいと思います。
求人票の企業に関して理解していない
転職エージェントは、登録後に10社前後の求人票を紹介してくれるのですが、その「紹介企業」に関して理解していない場合があります。よくあるのが、求人票に書いてある情報をほぼそのまま伝えるだけの転職エージェントが存在し、
・その求人が出された背景
・今後のビジネス展開
・担当部署の雰囲気(これは人による)
などなど、求人票には記載されていない情報をどの程度持っているかが非常に重要です。転職希望者(あなた)似合う企業を紹介しているのであれば「合う理由」だけではなく、応募したくなるように「その企業の魅力」などをしっかり伝えてきます。それが言えない企業を紹介しているということは、極端な言い方だと「適当に紹介している」可能性が高いです。そのような転職エージェントは、そのほか対応含めて同じような傾向になりがちなので、信用できません。
キャリア相談が全然響かない
今の時代、直接企業に応募をする方法が非常に多いことから、個人的に転職エージェントの醍醐味は「キャリア相談」だと思っています。具体的には、
・長期的になりたい姿(やりたい仕事など)
・現在あなたが得意とするもの
・なりたい姿に対して、今におなたに足りないもの
など、こういったヒアリングをし「なりたい姿に対して足りないもの」を転職エージェント側が見極めて、伝えるなどです。この
・キャリア相談が全然響かない
・そもそもヒアリング能力が低く、あまり聞き出せていない
などの傾向がある転職エージェントは、信用できないだけでなく、使う必要もないと思います。個人的には、とくにこの点見極めましょう。
選考書類の添削能力が低い
初めての転職や、20代の転職の場合、選考で使用する「履歴書」や「職務経歴書」などの内容に不足が多く、大部分を添削されることが多いです。選考書類の添削は、企業に応募する前までに終わらせるため、転職エージェントに登録が早々に行ってくれます。そのため、
・選考書類の添削が少ない
・選考書類の添削した箇所の説明がわかりにくい
など明らかに添削能力が低い転職エージェントは、スキル的にも非常に低いだけなく、転職エージェント側が作成する「推薦状」という別の書類の作成能力も疑わしいです。
転職希望者(あなた)が作成する書類とは別に、その書類に同封で、担当してくれている転職エージェントの人が「あなたがどういう人でどこがオススメできるか」を記載した書類を合わせて送ってくれます。これが推薦状です。
そのため、こういった転職エージェントは、書類審査で落ちてしまう可能性を高くするため、信用できません。
同時に複数の転職エージェントに登録することで、同時に複数の転職エージェントに対して、添削依頼をすることができます。コオの際、各社に添削前の書類を送ることで、どの転職エージェントが添削能力が低いか、逆に高いかを確かめることができます。
信用できない転職エージェント「③誠実さが感じられない」
「信用できない」か否かを試す上で、最も大事なのは「誠実さ」です。早い話が「嘘」をつくような転職エージェントですね。
転職エージェントでなくとも、どんなに頭のいい人であっても、嘘をついたり誠実さが描ける人は全く信用できません。転職エージェントというのも「ビジネス」でやっているため、ある程度「営業要素(転職エージェント側が得をする)」が入ってしまうのは仕方がないですが、そのバランスが転職エージェント側に寄りすぎている場合などは、信用できない転職エージェントと思い、疑ってかからないとダメです。
では、誠実さ(=嘘)を見抜く方法をご紹介します。
あなたと意思疎通が取れていない
前述のように、あなたの転職理由や、転職先に求めることなどをもとに、企業を紹介してくれるのが転職エージェントです。それなのに
・相槌が多く、あなたの希望をしっかり引き出そうとしない。
・転職エージェント側から話す時間が長く、一方的になっている。
・あなたに対する質問時間が短く、大した情報を引き出そうとしていない
のように、明らかに「あなたの希望を汲み取ろう」としていないような場合は、要注意です。この場合、
「あなたの希望に合う企業を紹介する」
ではなく
「あなたが受かりやすい(内定)が出やすい企業を紹介する」
可能性が高く、その場合、転職エージェントとして最低です。転職希望者(あなた)からすると、転職をしたいわけなので、確かに内定が出るということ自体は嬉しいと思います。ただ、
・退職率が高く慢性的な人出不足の企業
・定着率が低いため、慢性的な人出不足企業
・低いスキルでいいから大量採用して大量退職を発生させる「兵隊」を採用する企業
など、異常に内定率が高い会社には上記のような会社が混じってきます。もちろん、こういう会社の場合、
・結果を出せば出世や給与アップなどがある
・人の出入りが多いため、社歴2年でも古株となり、役職者になりやすい
など、人によってはプラスに働く内容がある可能性もあり、一概にマイナスとも言いづらいと思います。ただ、あなたの意思などを汲み取ろうとせず、もしくは汲み取れていないで、こういう企業を勧めてくる転職エージェントは信用できないので気をつけてください。
また内定が出やすい会社は、慢性的に人手不足である可能性が高いです。その人手不足の理由が「離職率の高さ」からくるのであれば「すぐに辞めたくなる大きなマイナス」があることを意味しています。そのため、こう言った企業を紹介された場合で大きなマイナスを話してこなかったら、その転職エージェントは嘘をついている可能性が高いです。
とにかく応募させようとしてくる
意思疎通が取れない転職エージェントと若干かぶるところがありますが、求人票を転職希望者(あなた)に提示した後、とにかく応募をさせようとしてくる人がいます。
・書類選考後に面接調整をするため、その際スピード(スケジュール)は調整できるので、とにかく応募しましょう
・全部面接に進むわけではないので、応募する数は多いほうがいいです。
といった言い回しで「まずは応募」させようようと非常に急かしてきます。
もちろん転職エージェントに登録した人は、少なからず転職の意思があると思いますので、こういった急かしたような形でも、後押しをさせることが大事なこともあると思います。ただ、書類選考後に面接のスケジュールは決めるものの、比較的ポンポン決まっていくので、一度応募(書類提出後)は割と忙しくなりますし、
「転職活動を”考える”」→「転職活動の”タスクをこなす”」
に近い動き方になります。
転職エージェント側も、少なからずそれを知っているので、応募をさせて、転職活動を始めてしまえばこっちのものという部分もあるため、応募を勧めてきます。転職活動において、誰かの後押しで進み始めるということはよくあることなので、応募を急かしてくる転職エージェントはある程度許容できるので、こう言った転職エージェントに出会ってすぐとは言いませんが、ある程度バランス感覚がない場合、要注意が必要です。
信用できない転職エージェントまとめ
いかがでしょうか。最後にご説明をした信用できない転職エージェントをまとめてみます。
┗メールなどの連絡が遅い
┗電話にほとんどでない&折り返してこない
・②スキルおよび知識レベルが低い転職エージェント
┗「転職先の業界」もしくは「あなたの所属する業界」の知見がない
┗求人票の企業に関して理解していない
┗キャリア相談が全然響かない
┗選考書類の添削能力が低い
③誠実さが感じられない転職エージェント
┗あなたと意思疎通が取れていない
┗とにかく応募させようとしてくる
・キャリア相談などの内容に納得感のある転職エージェント
・時には現職で働くことをお勧めするなど、誠実な転職エージェント
評判の良いおすすめ3つの転職エージェント
最後に過去200人近くの口コミを分析した結果、私なりにおすすめできる転職エージェントをご紹介します。
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